新年ですね!そろそろ共通試験も近づいている今、高校1・2年生の皆さんの中には進路選択に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大学進学、就職、留学…一昔前に比べてさまざまな進路の選択肢がありますが、そもそも
「大学に行く意味ってあるのかな?」
「そもそも自分のやりたいことが分からなくて、進路を選べない」
とモヤモヤしている方もいるかと思います。この記事ではそんな方に向けて、まだ日本では知名度の低い進路の選択肢「ギャップイヤー」をご紹介します。
この記事を読んだ皆さまが
☑︎進路について考えるときの選択肢が増えた!
☑︎進路って大学に進学することや就職するだけではないんだ!
☑︎ギャップイヤーの意味が理解できた!
と思ってくだされば幸いです。
学生人生の空白時間。ギャップイヤーってなに?
ギャップイヤーとは、学生人生の中に大学や専門学校に通わない時間をあえて作り、自分の好きなように使える時間をまとめて確保することです。
大学、専門学校などの教育機関に在籍している間ではなく、高校卒業から大学入学の間、大学卒業から大学院進学など、卒業から入学の間に「空白の時間」を作ります。期間は人ぞれぞれですが、1年程度のギャップイヤーをとるケースが多いそうです。
ちなみに、日本ではまだ知名度の低いギャップイヤーですが、海外ではすでにかなり知名度が高い進路の選択肢です。多くの大学で奨学金の制度化も進んでいて、「休学」と同じくらい知名度がある制度となっています。
自分と向き合うための時間。ギャップイヤーの目的
ギャップイヤー中は、教育機関では学べないことを多種多様な体験を通じて学びながら自分に向き合います。
具体的なアクションとしては、
- レッスンに通って特技を極める
- 旅をして知らない世界を見に行く
- 国内や海外でボランティアをする
- 起業をする
などが挙げられます。もちろん何かひとつに決める必要はないので、複数のチャレンジを並行して進めることもあります。「とりあえずなんでもやってみて、自分に向いていることを知りたい!」というざっくりとした目標でもOKなのがギャップイヤーの良いところですね。
ギャップイヤーをおすすめしたい人の特徴
- 自分のやりたいことが分からない
- まわりにおすすめされたので、とりあえず大学進学を目指している
- 早く社会に出て活躍してみたい
これから社会に出て長い人生を送ることを考えたとき、「自分の人生を見失わない」ことはとても重要です。しかし、今の日本の教育に「自分の人生を見つけよう」という趣旨で実施されるカリキュラムはほとんどありません。
そのため、高校卒業後の選択肢を決める際に「やりたいことが分からない」と思うことはごく普通の思考です。ギャップイヤーはそんな悩みを解決するための選択肢でもあります。
ギャップイヤーをおすすめしたい人の特徴
ギャップイヤーは、やりたいことが分からない人にとってはそれを理解するための時間に。自分で道を切り拓く経験がしたい人にとってはその絶好の機会にもなる、用途が非常に高い時間です。ギャップイヤーを使って、まずは自分のやりたいことを見極めてから進学先や就職先を決める。そんな時間の使い方をしてみるのもアリなのかもしれません。
ギャップイヤーについてもっと知りたい!という方は、ブログ著者のSNSのDMまでご連絡ください。ギャップイヤーを経験して、現在はフリーランスとして働いている20代の目線から進路相談などのお悩みにお答えします!高校生の方からのご連絡も大歓迎です。
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